suzu@kick diary

とあるキックボクサーの九転び十一起きな物語が現在、進行中です。

2代目の土鍋

少し前の記事で2代目となるペンケースをあげたが、ペンケースだけでなく、ご飯炊き用の土鍋もつい最近2代目に代替わりした。
初代はふたを割ってしまって、ご飯を炊くことができなくなったので、普通の鍋として現在は使っている。

2代目も今までと同じものを購入しようと思っていたのであるが、新宿のデパートの中にある調理道具店に赴いた際、今まで使っていた土鍋の隣に違うメーカーの土鍋が置いてあった。

形の違いのほかに値段にも差があって、今まで使っていたほうが断然安いのであった。
形が多少違うが、そこは同じ土鍋だ、仕上がりにそんな差はないだろうと思って、ずっと使っていた方を買おうかと思っていた。
とそう思っていたところに店員さんが来てくれて、それぞれの土鍋の特徴を教えてくれた。

「こちらの平べったい土鍋と比べるとこちらの方は高さがあります」
「あ、そうですね。確かに高さが今まで使っていたものは低いですね」
「美味しいお米、この高さがポイントになっているんですよ」
「おおお、そうなんですか」
「はい、つまり、高さがあるということは、お米が対流しやすいので、お米が大きく泳ぐことができますね。そのためお米に均等に熱が行き渡り、そして美味しく炊くことができるのですよ」
と物腰柔らかく、ゆっくりと美味しくなる説明をしてくれた。
「なるほど~、それは知らずでした。じゃあこっちの高さがある方が美味しくできるのですね」
「はい。高さは美味しいお米には大切な要素となるのです。いわゆるお米が立つ、という状態になって、美味しいお米ができあがりますね」
ほお。なんだかそれならば、高さのある方が俄然良いような気がしてきた。
そして「じゃあ、こっちの新しいの試してみます」と今までとは違う初めての土鍋に決めた。

早速、買って帰ったその日のうちにお米を炊いてみた。

吹きだし穴から勢いよく湯気が噴出して、お米の匂いが台所に広がっていく。
10分ほど蒸らして、いよいよ、完成のときを迎えてふたをあけてみた。
蒸気がふわっと溢れる中から炊き立てのお米が徐々に姿をあらわしてくる。
おお、本当だ、一粒一粒が上に向かってぴんと立っているようではないか。
米粒達がふっくらと丸みを帯びて、艶やかな光沢を放ち見るからに美味しそうだ。

はやる気持ちを押さえつつ、お米をよそったどんぶりを手に持ち実食した。

適度な粘り、甘さ、弾力。
久しぶりに土鍋で炊いたお米。味わうことに意識して食べてみると、お米というものはこんなにも美味しいのだなと食べる喜びが口中に広がっていく。
もっとも、高いお金出したんだ、美味しく炊けないわけないよなという希望的気持ちが実際よりも3割増しくらいに美味しく思わせているのかもですが、、、

しかし、土鍋で炊くご飯はやはり裏切らない。
炊く時間も短くて、おこげもできるし、味も申し分なしなのです。

f:id:suzukiyuta3104:20180620135812j:plain

2代目君、よろしく頼むよ。
うっかりまたふたを落として割ってしまったということがないように、細心の注意を払って大切に使わせてもらいます。