suzu@kick diary

とあるキックボクサーの九転び十一起きな物語が現在、進行中です。

根強さの先に

朝の仕事に行くときの通勤経路の小路に
小さな鉢植えに植えられている花がある。
手入れもそれほどされていないようで、
花が咲いても1つ2つと、いつ目にしても元気がなかった。

枯れてしまう手前で、もしかしたら
もう駄目かもしれないなと見ていて思った。

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でも、ある時そこを通るとふと視界に飛び込んできたのは
見事に花を増やして咲く姿であった。

根っこはまだ生きていたのだ。
葉は四方にのびて緑が濃く色づき、花をたくさんつけていた。
根がしっかりと土をつかんでいるのが感じられた。

花が元気に咲くのを見たときは
ああ、良かったとなんだか本当にうれしく思った。

 

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この写真を撮ったのはちょっと前ではあるけど
その後も成長を続け、今はもっと勢いよく花が咲いている。

「いやいや、実に植物の生命力はたいしたものだ」と感心した。
もし根を腐らせていたら、その状態から蘇るのは難かっただろう。

以前は花なんかという姿勢で、
ちっとも見向きもしなかったし、
興味もなかった。
花がそこに咲いているという以上の
認識をもつことはなかった。

けれど、愛おしく感じるようになった。
花はきっと今だけの短き命。
また次の年に咲いては散るという
限られた時間だけしか与えられていない。

たくさんの花をよく見かけるけれど、
そこでその花を見れたのは
本当はすごい神秘のことなんだと思う。

そう思うようになったからか、
最近は花を見てキレイだなと思ったり、
花の写真を撮ることが増えた。