suzu@kick diary

とあるキックボクサーの九転び十一起きな物語が現在、進行中です。

クロストレーニング 勉強や仕事にも

競技の上達の原則として、基本を繰り返し行うことがあげられます。

繰り返し行うことで技が速やかに出せたり身体の連動性が高まり、
ぎこちない動きに滑らかさが出るようになってきます。

あんなにうまく動けなかったのに
気づいたら楽に動かせるようになっていたというのも、
同じ動作の反復を続けることで身体がその動きに順応
できるようになった為です。

しかし、長期にわたり同じ競技の練習だけをずっと行っていると
動きが固定化されてしまい、筋肉が均等につかないために
身体バランスが崩れやすくなるという一面も生じてしまいます。

同じことを続けることの長期的な側面を鑑みると、
偏りのある筋肉や制限された動きではどうしても意図したとおりに
身体を動かすことができません。
結果的にパフォーマンスをフルに発揮できないということに
つながりかねないのです。

そこで、パフォーマンスの向上をはかるために、
積極的に他のスポーツを練習に取り入れる概念として
クロストレーニングがあります。

いつもとは違う他の動きを取り入れることで、
身体に新しい刺激を与えることによって、
パフォーマンスの底上げを図るという考え方です。

効果としては、普段使わない筋肉の発達が促されることによる
身体バランスの向上や、また一見関係ないような動作でも、
身体に張り巡らされた神経が密に関連して働くことによる
新しい動作学習によって神経系統を組織的に鍛えることができます。

具体的な方法としては、普段の運動では使わない部位を使うというのが
基本としてあります。
ですが、興味本位でこれをやってみたいと思うのをやるのが
楽しさが増すので良いかと思います。

個人的には、遊びを兼ねることも目的の一つとして
最近だと卓球やクライミング、ボーリングなどをやってみました。

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ボーリングは昔かなりの苦手意識があって、
トータルスコアが100すら届かずだったのですが、
すごく久々にやってみたらストライクを連発できて
高得点をあげることができました。
こんなにも上手になっていたことに自分で一番びっくりしました。

キックボクシングをはじめてから筋力や集中力がつき、
体幹が安定してきたので、対象をしっかりと目で捉え、
ぶれずにボールを投げることができた為といえます。

ということは、逆も然りということで
キックボクシングに活かせる身体の動かし方、判断力・認知能力などが、
他のスポーツからも得られるかもしれないということを示唆しています。

このクロストレーニングで普段とは違う動きをすることで、
パフォーマンスの向上だけでなく、心身のリフレッシュができたり、
また今取り組んでいる競技をそれまでとは違った視点で
とらえることができるきっかけにもなるかと思います。

このことは運動だけでなく、きっと勉強や仕事にも
当てはまるのではないでしょうか。
インプットの方法を変えて、勉強以外のことをしてみたり、
いつもはやらない分野をやってみたり、違う部署の仕事を手伝ったりするのも
今まで使っていない部位が活性化されて従来取り組んでいた対象への
取り組み方にも変化をもたらしてくれるかもしれません。
仕事の合間にスポーツを何かやってみるのも、
クロストレーニングといえます。

練習が休みの日曜日は、身体を動かしたくないあまり家にいることが
多いのですが、遊びながら身体を動かして、
いわゆる”アクティブレスト(積極的休養)”としてクロストレーニングをとりいれてみるのも
気持ちの良いものだなと思いました。

また怪我の防止という観点からも、同じ部位への刺激が低減されるので、
怪我に悩む時期においても効果的です。