suzu@kick diary

とあるキックボクサーの九転び十一起きな物語が現在、進行中です。

ニューヨーク 2010年の足跡

人種のるつぼ。

多種多様な人々が集まっていることからアメリカはそう呼ばれている。
さまざまな移民や先住民の思想が分裂・発展・統合を繰り返しながら出来た社会。
僕が2010年の秋から冬にかけて滞在したニューヨークではそれが顕著に立ち現れていた。

街ですれ違う人々は肌の色も国籍も言語も違う。
食べるものも、手にしている飲み物もそう。
身にまとう衣服もアクセサリーも髪型だって同じものはない。

誰もが個を持ち、個を主張することを知っている。
ピザ屋の軒先でカフェで歩道の途中で、身振り手振りを交えて自分を出す。
そのような光景は昼夜、視界のそこかしこで見られた。

ある時、黒人が僕に近づいてきた。
距離の近さに、思わずたじろぐ。
日本より一歩半くらい近い距離感だ。
そして、彼がこう言ったのを見上げながら聞いた。
「ここはニューヨークだ、楽しめ」

自分に正直に生きる。
彼、彼女らのほとんど多くはそれを自然と実践していた。
自分がしゃべりたいようにしゃべればいいし、着たいものを着ればいい。
何をするか、何をしないかの基準は、それが好きか嫌いか。
上手な音を奏でる術は知らなくても、好きならそれでいい。

にぎやかで、静けさとは対極にあるダウンタウン
好きなものを好きなときに好きなだけ。
そう、つまりなんだって自由なのだ。
ニューヨークの街は自然とそう思わせてくれた。

誰からも強制はされない。
選択の自由とともにこの街は拡大してきたのだ。

心を開く、口にするのは少し恥ずかしい言葉だ。
でも、この街にはその言葉がよく似合う。

f:id:suzukiyuta3104:20180730173847j:plain

f:id:suzukiyuta3104:20180730173855j:plain

f:id:suzukiyuta3104:20180730173906j:plain

suzukiyuta3104.hateblo.jp

suzukiyuta3104.hateblo.jp